【タブレット選び方ガイド】デジタルアート初心者が後悔しないタブレットの選び方

前回の記事では、デジタルアートを始めるならタブレットがおすすめというお話をしました。いざ始めようと思っても、「どのタブレットを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
高価な買い物だからこそ、後悔はしたくないですよね。この記事では、特定の製品名や型番にとらわれず、デジタルアートを始めるにあたってチェックすべき**3つのポイント**を解説します。これを読めば、あなたにぴったりのタブレットが見つかるはずです。
デジタルアートにタブレットが欠かせない理由
まず、なぜデジタルアートにタブレットが欠かせないのかを再確認しましょう。タブレットは、紙にペンで描くような直感的な操作が可能です。筆圧を感知する機能(筆圧感知)を備えたペンと組み合わせれば、線に強弱をつけたり、濃淡を表現したりと、繊細な表現も自由自在。これがマウスでは難しい、タブレットならではの大きなメリットです。
タブレットを選ぶ際にチェックすべき3つのポイント
たくさんの種類があるタブレットの中から、自分に合ったものを見つけるためのポイントは以下の3つです。
1. 画面の大きさで選ぶ
「大は小を兼ねる」と言いますが、デジタルアートにおいては一概にそうとは言えません。画面が大きければ、描ける範囲が広がり、細かい部分の描き込みもしやすくなります。しかし、その分持ち運びが大変になり、重さも増します。
- **大きめサイズ**:自宅でじっくり描きたい方、広い画面で細部までこだわりたい方におすすめです。
- **小さめサイズ**:外出先でも気軽に描きたい方、持ち運びやすさを重視する方におすすめです。
あなたの主な制作場所やスタイルに合わせて、最適なサイズを考えましょう。
2. ストレージ容量で選ぶ
デジタルアートのデータは、思った以上に容量を消費します。特に、レイヤーをたくさん使ったり、解像度の高い作品を複数作ったりすると、あっという間に容量が足りなくなってしまうことも。
ストレージ容量が少ないと、タブレットの動作が遅くなったり、最悪の場合、作品が保存できなくなったりする可能性があります。後から容量を増やすことは基本的にできないため、予算と相談しながら、少し余裕を持った容量のモデルを選ぶことをおすすめします。
3. 新品か中古か?賢く選ぶためのポイント
「初めてのタブレットだから、初期費用を抑えたい」という方は、中古の選択肢も視野に入れてみましょう。中古品でも状態の良いものはたくさんあります。
- **新品**:保証が付いているため安心。初期設定などもスムーズに行えます。
- **中古**:価格を抑えられるのが最大の魅力。ただし、バッテリーの状態やキズ、動作不良がないかなどをしっかり確認する必要があります。信頼できる販売店で購入するようにしましょう。
これらのポイントを踏まえて、あなたにぴったりのタブレットを選んでみてください。予算やライフスタイルに合わせて選べば、後悔することは少ないはずです。次の記事では、タブレットと一緒に使うことでさらに制作が快適になる「スタイラスペン」について解説します。お楽しみに!