初めてのポートフォリオ作成!「お気に入りの思い出」をまとめる方法

デジタルアートを続けていると、いつの間にかたくさんの作品が溜まってきますよね。そんな大切な作品たちをただタブレットの中にしまっておくのはもったいない! ポートフォリオとして一つにまとめて、あなたの「お絵かきヒストリー」を形に残してみませんか?

ポートフォリオと聞くと、「就職活動で使うもの」や「プロが作るもの」というイメージがあるかもしれません。でも、あなたのポートフォリオは、あなたの**「お気に入りの思い出集」**で大丈夫。この記事では、難しいことは考えずに、作品を楽しくまとめるためのヒントをお伝えします。

ポートフォリオは「作品集」ではなく「思い出集」

ポートフォリオは、あなたの作品を客観的に評価するためのものではありません。あなたがどんな作品を描いてきたか、どんな表現に挑戦してきたか、そしてどれだけ楽しんできたかという、あなただけの「思い出集」です。

あなたの「好き」が詰まった作品たちを、一つの場所で眺めるのは、きっととても楽しい時間になります。

「思い出集」ポートフォリオを楽しく作るためのヒント3選

ポートフォリオ作りに正解はありません。あなたの心が「これだ!」と感じる方法で、自由に作品をまとめてみましょう。

1. 好きなSNSを「ポートフォリオ」にしてみる

ポートフォリオサイトを新たに作るのが面倒だと感じるなら、普段使っているSNSをポートフォリオとして活用してみましょう。

  • X(旧Twitter):作品を投稿する際に「#ポートフォリオ」などのハッシュタグをつけておけば、後から作品を検索しやすくなります。
  • pixiv:イラストに特化したSNSなので、作品を投稿するだけで、自然とポートフォリオとして機能します。

これらのSNSは、他の人の作品を見る場でもありますが、あなたの作品のアーカイブとしても大活躍します。

2. ポートフォリオは「厳選」しなくてもOK

ポートフォリオに入れる作品は、必ずしも「上手く描けた」ものだけである必要はありません。

  • 「楽しく描けた」作品:描いているときに一番ワクワクした作品。
  • 「新しい挑戦」をした作品:初めて描いた構図や、いつもと違う塗り方に挑戦した作品。
  • 「思い出」が詰まった作品:誰かの誕生日プレゼントとして描いた作品など。

このように、あなたにとって特別な思い入れのある作品を選んでみましょう。それがあなたのポートフォリオに、特別な魅力と深みを与えてくれます。

3. 「制作メモ」を添えて思い出を記録する

作品と一緒に、その作品を描いたときの思い出や工夫した点をメモとして残しておくのがおすすめです。

  • 「このキャラクターの髪の色は、推しキャラの色を参考にした」
  • 「この背景の描き方は、動画を見て初めて挑戦した」
  • 「この日は体調が悪かったけど、この絵を描いたら元気になった」

これらのメモは、後から振り返ったときに、あなたの「お絵かきヒストリー」を鮮やかに蘇らせてくれるでしょう。

ポートフォリオは、あなたの「好き」という気持ちと、これまでの努力の証です。完璧なものを作ろうとせず、あなたの宝物たちを優しくまとめてあげるような気持ちで、楽しみながら作ってみてください。